日本人が勘違いしている「ハーレム」の正しい意味
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タレントのフィフィがニッポン放送「土屋礼央 レオなるど」(6月19日放送)に出演し、イスラム文化について語った。
フィフィは、先日、「日本人に知ってほしいイスラムのこと」(祥伝社)を出版。全世界の約4分の1がイスラム教徒だと言われる今、改めてイスラム教について知ってほしいという。
土屋礼央:こうやってグローバルな世界になっても、イスラムの方への変な偏見はまだあるだろうなと思う。だから、この本を読むことで(解決してほしい)。僕、一夫多妻制でみんなもめないのかなと思って。不倫もない。これ、やっかみとかないんですか。
フィフィ:今、実践している国に対しては私たち(古くから一夫多妻制のある国)からも「ん?」って思うんです。一夫多妻制は理由があってやっているから。今、やっている人はハーレム状態。この「ハーレム」っていうのは(アラビア語の)「ハラーム」が語源になっていて、許されるもの「ハラール」の反対で「許されないもの」(を指す言葉)なんですよ。作っちゃいけないものなんです。
土屋:なるほど。(一夫多妻制をやっているのは)そういう意味じゃないんだ。
フィフィは、古くから一夫多妻制を取り入れているイスラムの国は、禁止されているハラーム=ハーレムという概念ではなく、あくまで理由があってやっているのだと語り、イスラムに対する誤解が少なくなっていくことを願った。
「土屋礼央 レオなるど」
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜13:00-16:00