インディ・ジョーンズのモデルの1人・恐竜の卵の化石を発見した探検家アンドリュース

By -  公開:  更新:

インディ・ジョーンズのモデルの1人・恐竜の卵の化石を発見した探検家アンドリュース

私たち人類が繁栄を謳歌するずっと昔、恐竜が地球を我がもの顔で歩いていました。その歴史を人類が知ったのはつい最近、19世紀のこと。それまでも恐竜の化石を人類は見つけていましたが、それが何なのかは正確に理解されてはいませんでした。

恐竜を発見した探検家の中にはヨーロッパや中央アジアを人類の起源だと信じて発掘の旅に出て、発見したのが人類どころか恐竜だったというエピソードがちらほらあります。その探検家の1人がロイ・チャップマン・アンドリュースでした。彼はアメリカの探検家で博物学者。アメリカ自然史博物館の館長も務めました。

青年時代は天候不良の川へ友人とボートを出し、転覆。彼だけが生き残ったという逸話があります。また彼の冒険は波乱に満ちていて、危機一髪の状況に何度も遭遇しました。なんとニシキヘビ、オオカミ、サメ、クジラのほか、盗賊や中国兵にも襲われています。そんな好奇心旺盛でワイルドなアンドリュースを突き動かしたのは、中央アジアが人類の起源ではないかという説への想い。彼は中央アジア説の証拠を得るためにゴビ砂漠へ冒険の旅に出ます。

ゴビ砂漠は中国とモンゴルにまたがっています。砂漠での探索は大変ですが、アンドリュースは40名の探検隊と75匹のラクダ、5台の自動車という大所帯で調査にあたりました。が、彼らはそこで、人類の起源ではなく、2億2千万年ほど前、中生代の三畳紀の後半から1億6千万年近くも続いた恐竜時代の痕跡、恐竜の巣や恐竜の卵の化石を発見します。その卵は獣脚類のオヴィラプトルのものでした。

この探検ではほかにも多くの恐竜の化石を発見しました。そしてただ発見しただけではなく大所帯が功を奏し、それらをちゃんと持ち帰ることに成功します。そうしたアンドリュースたちの努力によって、恐竜の子育てや社会構造などの研究は進んでいきました。その後もゴビ砂漠にはたくさんの新発見があるので、このエリアを開拓した彼の功績は大きいのです。

そんな生き様が、かの有名な映画『インディ・ジョーンズ』の主人公であるインディアナ・ジョーンズのモデルの1人となった所以です。
いつだって新しい世界を築く開拓者は勇敢で、たくましいですね。

 

恐竜ミュージアム in ちば 千葉県立中央博物館

恐竜ミュージアム in ちば - 千葉県立中央博物館HPより

さて今日は、夏休みを迎えるお子さんも大人も楽しめる話題です。千葉県立中央博物館では、平成30年度特別展「恐竜ミュージアム in ちば」が9月24日まで開催中です。

白亜紀の恐竜「マイアサウラ」とジュラ紀の恐竜「カマラサウルス」の実物の全身骨格が、やって来ましたよ。館内はいろんなテーマで恐竜を紹介!

恐竜ってなんだろう? 恐竜の歯、恐竜の爪、恐竜の大きさ比べなどなど、漫画も使って楽しく紹介しています。恐竜時代の生きものたち大集合のコーナーでは、銚子市から見つかった新種のアンモナイトや巻貝などの化石も展示されています。

最近は「チバニアン」という言葉も耳にするようになりましたね。恐竜とその時代に生きた生きものたちの化石を通して、太古のロマンを感じてみてはいかがですか。

詳しくは、千葉県立中央博物館のホームページや電話043-265-3111までお問い合わせくださいね。

恐竜ミュージアム in ちば
開催期間:平成30年7月14日(土)~9月24日(月・休)
休館日:9月3日(月)、9月10日(月)、9月18日(火)
開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
千葉県立中央博物館
〒260-8682 千葉県千葉市中央区青葉町955-2
電話:043-265-3111
http://www2.chiba-muse.or.jp/www/NATURAL/contents/1520748858517/index.html

【ハロー千葉】

Page top