「高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク」(2019年2月23日放送)に元・新体操日本代表でスポーツキャスターの畠山愛理が出演。現役時代のエピソードを明かした。
リオオリンピックに出場した当時、新体操の日本代表のメンバーは、常に行動を共にしていたという。その理由について、畠山愛理が説明した。
「新体操はオリンピックの最終日だったので、他の選手は競技後でオフモード。他の選手に引っ張られないようにって言われていましたね」
また、新体操の日本代表は1年の内に約350日間、共同生活をしていることを明かした。
番組パーソナリティの里崎智也さんの「それだけ一緒にいると喧嘩することはある?」という質問には「ないです」ときっぱり。
「新体操の日本代表は上下関係が無くて、中学生で代表に入った時に大学4年生の方にもタメ口で話すんです。逆に私が大学生になった時に、後輩に敬語で話された時は気持ち悪かったですね」
と、新体操界の独特な上下関係のルールを明かした。さらに、
「演技を良くするためには、上下は関係なく、後輩でもちゃんと言いたい事は言えた方が良いと思います」
と敬語を使わないことで、チームとしての強化に繋がることを明かした。その話を受けて、里崎は「その方がいいかもしれないですね!」と賛同した上で、「ただ、野球界は年功序列です。学生時代は、ハイとイイエしか話しませんから!しかも、イイエはほぼ無いと一緒(笑)」と、野球界の厳しい上下関係を明かした。
パーソナリティの高嶋ひでたけは、新体操選手が同じような派手なメイクをしていることを疑問に思っていたという。畠山は、派手なメイクについて「正直、近くでは会いたくないですが(笑)」と前置きした上で、「会場の遠くからお客さんが見ても選手の表情が見えるように」とその理由を明かした。さらに、同じようなメイクをしている理由について
「新体操の団体は“同時性”が大切なんです。身長も同じような選手を選ぶので、メイクも同じようにしていました」
と、より良い演技に見えるために必要なことだと明かした。ただし、そこには多少の“弊害”もあったようで、
「友達が応援してくれたんですけど、『見てたけど、どれが愛理か分からなかった』って言われました(笑)」
最後に畠山は、
「現役時代はオリンピックを目標に、何度も頑張り続けられたっていうのは自信になっていて。引退後、色んな壁に当たった時に、当時を思い出して自信になれる」
と、オリンピックに出たことで、今後の人生で苦難に背中を押す自信になっていることを明かした。
高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30