イチローが持ち続けるフリーランスに対してのシンパシー
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ニッポン放送「草野満代夕暮れWONDER4」(3月25日放送)で、先日引退を表明したメジャーリーグ・マリナーズのイチロー選手のエピソードを紹介した。
イチロー選手は引退した翌日に、成田空港から本拠地シアトルに旅立った。搭乗ゲートは、背番号と同じ51番。全日空の成田空港発シアトル行きは、通常「58番のB」という搭乗口を使うが、この日は「51」番に変更。全日空に「これは粋な計らいですか」と聞いたところ、「そう捉えてもらっても構いません」との返事があったそうだ。
この『粋な計らい』のエピソードを紹介した後、長年取材した松本秀夫アナウンサーが、イチロー選手の『粋な思い』を語った。
松本「取材する立場から見ると、イチロー選手ってものすごくフリーランスの立場の人達を大切にするんですよ。会社の名を受けて来ている人ではなくてある意味、イチローさんの取材で自分の生活を背負っている番記者を物凄く大切にする。そういう人達に対してリスペクトかな?イチロー選手自身も海を渡って単身メジャーに乗り込んでいるから、一人でやっているフリーの人に対して、シンパシーを持ち続けてきたのかな?って感じるんですよ」
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)