ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(7月22日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。九州と四国で続いた長雨。近年続く集中豪雨に対して、早急のインフラ整備が必要であると提言した。
九州四国で雨と土砂災害に警戒を
台風5号は昨日(21日)、日本海西部で温帯低気圧に変わりましたが、九州と四国ではこれまでの雨で地盤が緩んだ地域があり、雨が落ち着いた後でも土砂災害に警戒が必要。22日夜、午後6時までの24時間で予想される雨の量は、多い地域で四国で180ミリ、九州南部で120ミリ、九州北部で100ミリ、中国地方で80ミリとなっている。
飯田)朝鮮半島付近の台風5号に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだということで、昨日は九州北部の福岡佐賀両県を中心に中四国は大雨となっていました。水田が丸ごと水に浸かった光景も至るところで見られています。
須田)大雨が続いて、一定期間インターバルを置いてまた雨が降り始めると、土壌に水を多く含んでいるために土砂災害はどうしても起こりやすくなります。そこをどう地域住民の方々に警報を出すのかというところが、問われていることではないかなと思います。
飯田)そういった努力の甲斐もあるのでしょう、いまのところ大きな人的被害が出ていないのは幸いですが、財産についての影響も考えると。
須田)ここ近年、集中豪雨が続いていますから、それに合わせてどうやってインフラ整備をして行くのか。いままでのやり方では通用しないと思います。
飯田)今回の選挙で、そういうことがどこまで争点になったのか。
須田)そこには優先順位をつけるのではなく、やるべきことは一気に予算付けしてやって行く必要があると思います。予算の範囲のなかで対策をとるとなると、どうしても後手に回ってしまう。これは別枠にしてやるべきではないかと思います。
飯田浩司のOK! Cozy up!
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