「Tシャツ」の始まりは第一次世界大戦がきっかけ?
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Tシャツは、両方の袖を広げた形がアルファベットの『T』の形になるところから、その名が付いたとされています。Tシャツの始まりは1914年頃、第一次世界大戦がキッカケとも言われています。
当時のアメリカ軍の制服は重くて、生地も厚いウール素材のため、夏場は着心地が悪かったそうです。同じ頃、フランス軍やイギリス軍では夏場、白いズボンの上に綿の素材の白いアンダーウェア(肌着)を着て作業していました。
白いアンダーウェアは軽くて動きやすくて、洗っても短時間で乾きました。ときにはタオルや白い旗の代わりとしても利用していたそうです。
それを見たアメリカ軍の兵士が、白いアンダーウェアを制服に採用してくれるよう上司に提案しました。そして、この白いアンダーウェアを参考にして作ったシャツが、Tシャツの始まりでは…と言われています。
このように、元々は軍人たちのアンダーウェアだったTシャツが、アウターとして一般にも知られるようになったのは、1930年頃だと言われています。当時、退役した元軍人たちがTシャツ姿で街を歩くようになりました。鍛え上げられた肉体にTシャツという姿は、若者たちの間で注目の的となりました。
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