定義が難しい「湖」「沼」「池」の違い
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湖と沼と池とは
『湖』と『沼』はほぼ同じ!?
厳密には区別されていない
環境省では、『湖と沼は厳密には区別されていない』としています。
それでも『湖』のことを『四方が陸地で囲まれていて、なかに水をたたえてあるもの。池や沼などより大きくて、中央の部分に沿岸植物の侵入を許さない、5m~10m以上の深さを持つもの』としています。
それに対して『沼』のことを、『一般に深さ5m以下で、底は泥深くなっていて、体全体が水のなかにある水中植物が生えている』としています。
このように厳密な違いはないものの、『湖は沿岸植物が侵入しない深さを持つもの。沼は湖よりも浅くて、水中植物が全体に生育するもの』と区別しています。
人工的に造られた湖も
湖のなかには自然にできたものではなくて、人工的に造られたものもあります。
この湖のことを『人造湖』と言います。
人造湖は発電や農業、工業、上下水道などに使われています。
そんな人造湖のなかには、ダムによってできた湖(ダム湖)があります。
例えば、富山県の『黒部湖』。黒部川に建設された『黒四ダム』によってせき止められてできた、人工の湖です。
『池』は人工的に造られたもの
『人造湖』と同じように“人工的に造られた水たまり”のなかで、湖や沼よりも小さなものが『池』です。
ダム湖も本来ならば『池』に分類されますが、池や沼よりも大きいため、“湖”と呼ばれているそうです。
■杏樹の感想
7月15日はニッポン放送開局65周年記念のため、番組はお休みさせていただきましたが、それ以外の放送局ではいつもどおりにお送りしました。そのため、15日と16日では放送内容が違います。
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