ソフトクリームのコーンは、ワッフル屋のアイデアから生まれた
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ソフトクリームはなぜコーン?
名前の由来
トウモロコシは関係ない
ソフトクリームの『コーン』とは、『円錐』という意味です。
つまり、円錐の形をした容器ということになります。
よく、トウモロコシのコーンだと思われる方がいらっしゃるそうですが、ソフトクリームの『コーン』のスペルは『CONE』で、トウモロコシは『CORN』ですので違います。
また、ソフトクリームの『コーン』の主な原料は小麦粉です。
コーンではなく紙皿だった
現在のコーンになったワケ
ソフトクリームの『コーン』ですが、こんなエピソードがあります。
1904年、アメリカ・セントルイスで万国博覧会が開かれました。
そこにアイスクリーム屋さんが出ていましたが、当時、アイスクリームは紙皿に載せて提供されていました。
ある猛暑の日、アイスクリームが飛ぶように売れましたが、そのため紙皿がすべて無くなってしまいました。
アイスクリーム屋さんが困っていると、隣のワッフル屋さんがワッフルを円錐の形に巻き上げて、「これにアイスクリームを載せたらどうか?」と提案しました。
このワッフルのコーンとの出会いが形を変えて、現在のソフトクリームのコーンへと続いて行ったそうです。
日本初のコーンは
日本で初めて国産のソフトクリームを販売した、ソフトクリームの総合メーカー『日世』ですが、ソフトクリームの人気とともにコーンが足りなくなったことがあったそうです。
当時、コーンは輸入品でしたので、それならば輸入に頼らずに自分の所で作ろう! と、専門の工場を造ったそうです。
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