「ソフトクリーム」と「アイスクリーム」の違いとは?
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アイスクリームの一種『ソフトクリーム』
ソフトクリームは『できたて』
ソフトクリームは簡単に言いますと、できたてのアイスクリームです。
なかに含まれている氷の結晶が少なくて、結晶の大きさも小さいため、『なめらかなクチあたりの良さ』と『できたてのフレッシュ感』が大きな特徴です。
ソフトクリームとアイスクリームの違いですが、牛乳や乳製品といった主な原料や作り方は、ほとんど同じだそうです。
最も違うのは『温度』
大きな違いとしては『温度』です。
ソフトクリームの場合、ホイップしたクリームをマイナス5℃~マイナス7℃程度に冷凍したものを、そのまま頂きます。
それに対してアイスクリームの場合、マイナス30℃以下で急速に固めたものを、マイナス25℃~マイナス30℃で保管します。お店ではマイナス18℃以下で売られています。
海外では通じない『ソフトクリーム』
英語では『soft serve ice cream』
『ソフトクリーム』という名前は『和製英語』です。
海外で『ソフトクリーム』と注文しても、“柔らかいクリーム”と解釈されて、ハンドクリームなどと間違えられてしまうそうです。英語でソフトクリームは『soft serve ice cream』です。
ソフトクリームメーカー『日世』の創業者が考案
この『ソフトクリーム』という名前は、ソフトクリームの総合メーカー『日世』の創業者、田中譲治さんが考えたものです。
田中さんは、日本でソフトクリームを広めるために名前をできるだけ短く、分かりやすいものにしようと考えました。そして『soft serve ice cream』から『serve』と『ice』を省略して、『ソフトクリーム』としたそうです。
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