世界初の銀行は、紀元前3000年頃までさかのぼる
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7月1日は『銀行の日』です。これは日本金融通信社という、金融機関向けに専門紙などを発行している会社が定めたものです。
7月1日が『銀行の日』になった理由ですが、1893年(明治26年)7月1日、『銀行条例』という“普通銀行に関する法律の規則”が適用されました。この『銀行条例』には、“銀行とはこうあるべきです”という銀行の定義などが定められていて、銀行の歴史のなかでとても意義のあるものだそうです。
この『銀行条例』が適用されて、ちょうど100周年に当たる1993年(平成5年)7月1日を『銀行の日』と定めました。
銀行の歴史はとても古くて、世界最初の銀行は紀元前3000年頃とされています。現在のイラク南部にバビロニア王朝がありました。バビロニアの神殿では、人々の財産や貴重品を保管したり、穀物や家畜を貸し付けていたそうです。これが銀行の始まりだと言われています。
銀行のなかでも、国の金融の役割の中心を果たす銀行のことを『中央銀行』と言いますが、現存する世界最古の中央銀行はスウェーデン国立銀行です。
『リクスバンク』とも呼ばれていますが、誕生は1668年です。日本の中央銀行は『日本銀行』で、1882年(明治15年)に誕生しました。
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