「佃煮の日」~中央区・住吉神社との深い関係

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戦国時代、徳川家康を助けたとされる大阪・佃村、現在の西淀川区佃の庄屋・森孫右衛門さんと漁師たちですが、江戸に幕府が開かれると、家康の招きで江戸に移り住みました。

このとき、自分たちが暮らす場所として譲り受けた土地が『佃島』で、そこで小さな魚を煮て作ったのが、現在の佃煮です。干潟を広げて造られた『佃島』は1644年に完成しましたが、それに合わせて森孫右衛門さんたちの故郷・佃村の神様を祀るために建てたのが、住吉神社です。

住吉神社が建てられたのは、1646年6月29日です。それを記念して、2004年(平成16年)に『全国調理食品工業協同組合』が、この6月29日を『佃煮の日』と定めました。

6月29日が『佃煮の日』になったのは、住吉神社が建てられた日…というのが理由ですが、他にも数字の『29』を『つく』と読む語呂合わせもあるそうです。

佃煮は素材を丸ごと使っていますので、それぞれ素材の栄養価をそのまま摂ることができます。例えば昆布のような海藻類の佃煮には、ビタミンやミネラル、植物繊維などが豊富に含まれています。丸ごと食べられる小魚の佃煮には、カルシウムが豊富に含まれています。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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