横浜流星 × 飯豊まりえ、心を穿つ青春ファンタジー

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【しゃベルシネマ by 八雲ふみね 第684回】

さぁ、開演のベルが鳴りました。支配人の八雲ふみねです。シネマアナリストの八雲ふみねが観ると誰かにしゃベりたくなるような映画たちをご紹介する「しゃベルシネマ」。

 

今回は、9月6日から公開の『いなくなれ、群青』を掘り起こします。

シリーズ累計100万部の青春ファンタジー小説を映画化

ある日突然、人口2000人程度の階段島にやって来た七草。ここは捨てられた人たちの島で、島で暮らす者たちは自分がなぜこの島にやって来たのかは知らない。そんな状況に特別疑問を抱くこともなく、平穏な高校生活を送る七草だったが、幼なじみの真辺由宇と再会したことで状況は一変する。

島にやって来たことに疑問を抱き、この島から出ようと島にまつわる謎を解き明かそうとする真辺。そして七草と周囲の人々は、真辺の行動に巻き込まれて行くが…。

大学文芸員が選ぶ第8回大学読書人大賞や、「読書メーター」読みたい本ランキング第1位などを獲得した、河野裕の同名ミステリー小説を実写映画化。謎だらけの島を舞台にした唯一無二の世界観を、切ないほどの美しい映像で綴る青春ファンタジーが誕生しました。

「不幸じゃなければ、幸福だと言い張ることだってできる」と考える、悲観的な主人公・七草役に横浜流星。そして“真っ直ぐで、正しく、凛々しい”真辺由宇役には飯豊まりえ。いまもっとも煌めきを放つ2人の共演が実現しました。

さらに黒羽麻璃央、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆と、舞台や映画などで注目を集める若手俳優たちが集結。幻想的な世界観を表現しています。

原作の持つ美しい言葉や空気感をそのままに、思春期に誰もが抱える思いや葛藤が投影されている本作。詩的なセリフのひとつひとつに、胸をえぐられるような感覚を覚えることでしょう。やがて迎える思いがけない結末。その余韻にあなたもどっぷりと浸ってみて。

『いなくなれ、群青』

2019年9月6日(金)から全国ロードショー
監督:柳明菜
原作:河野裕『いなくなれ、群青』(新潮文庫 nex)
脚本:高野水登
企画/プロデュース:菅原大樹
音楽:神前暁
主題歌:Salyu「僕らの出会った場所」 主題歌プロデューサー:小林武史
出演:横浜流星、飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、伊藤ゆみ、片山萌美、君沢ユウキ、岩井拳士朗、黒羽麻璃央
(C)河野裕/新潮社 (C)2019 映画「いなくなれ、群青」製作委員会
公式サイト http://inakunare-gunjo.com/

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


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