香港区議会選挙後初の大規模デモ~現地では何が行われているのか

By -  公開:  更新:

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(12月9日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。香港デモの最新情報について、現地のレポートを交えて解説した。

「五大要求」を掲げて香港中心部をデモ行進する市民ら=2019年12月8日(共同) 写真提供:共同通信社

香港で区議会選挙後初の大規模デモ

香港で8日、抗議デモが大規模化して9日で半年になるのを前に、市民を巻き込み大型デモが行われた。民主派が大勝した11月の区議会選挙の後、初めての大規模デモで、香港政府や警察への反発が根強いことが示された形になった。

飯田)私も8日、香港に行って取材をして参りました。このデモの途中までしかできなかったのですが、まずはその模様をお聞きいただければと思います。

 

飯田)国際人権デーに合わせた香港での大きなデモ、そのスタート地点の現場に来ております。見渡す限りサッカーコートよりも広いところに、ほとんど人がぎっしりという感じで、ここだけでも1万人、それ以上の人がいるのかなという感じです。香港の銅鑼湾というところにあります、ヴィクトリア公園を出発して、中心部に向かってデモ行進をして行くというところです。たくさんの旗が見えます。星条旗もありますし、イギリスのユニオンジャック、日本の日章旗を掲げている人もいます。もちろんスローガンである、「光復香港、時代革命」を掲げている方もたくさんいらっしゃいます。

 

飯田)主催者発表で80万人でしたが、スタート前に集まっている人がそれだけいて、後から後から地下鉄の方や公園へと、人の波がつくられていました。お子さん連れの方もたくさんいましたし、マスクとサングラスをかけて、自分の素性がわからないように参加している若者もいました。メディアは撮れますけれども、それ以外の人が写真を撮ろうとすると危ないということも言われていました。

須田)メディアも襲われているという話も聞きますしね。この日のデモは秩序立ったものなのか、あるいは過激なものだったのでしょうか?

香港の金融街セントラルで抗議活動する市民ら。香港区議会選挙では民主派が圧勝した=2019年11月25日(共同) 写真提供:共同通信社

子どもも参加する平和的なデモ~香港警察VS香港市民

飯田)昼の段階ではお子さんもいて、平和的に歩いて行くというようなデモでした。スローガンを掲げていて、パワーみたいなものはありましたが、それが過激化するようなことはなかったです。今回のデモは22時まで許可されていたのですが、夜になってから、許可されているデモにも関わらず、催涙弾を撃つぞということを警察が掲げたために、そこで小競り合いがあったとは聞いています。警察の発表では、一部の暴力的なデモ参加者が商店、銀行などで破壊行為を行った、放火もあったと発表していますけれども。

須田)警察対市民のような構造になって来ましたよね。もし落としどころがあるとするならば、第三者委員会的な監察委員会を作り、警察に対するチェックと責任の所在を明確にして、責任を負わせるということが、一般市民の感情を抑えることになるのだと思います。しかし、それには応じられないでしょうね。

飯田)そうすると、また衝突軌道に入ってしまうことになりますか?

須田)それも香港行政庁の対応次第だろうと思います。

飯田浩司のOK! Cozy up!
FM93AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

番組情報

飯田浩司のOK! Cozy up!

FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

番組HP

忙しい現代人の朝に最適な情報をお送りするニュース情報番組。多彩なコメンテーターと朝から熱いディスカッション!ニュースに対するあなたのご意見(リスナーズオピニオン)をお待ちしています。

Page top