ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

1972年という年は、外交で大きな出来事があった年で、5月に沖縄がアメリカから返還されました。9月には日本と中国の国交が正常化されましたが、それを記念して中国から上野動物園（東京）に贈られたのが、パンダの『カンカン』と『ランラン』でした。これによって一大パンダブームが起こりました。

この年は2月に札幌で冬季五輪、8月～9月にはミュンヘン（ドイツ）で夏季五輪が開催されました。実は1992年（平成4年）までは、同じ年に冬と夏の五輪が開催されていました。

札幌五輪では、スキーの70m級ジャンプで笠谷幸生選手が、冬の五輪では日本初の金メダルに輝きました。さらに金野昭次選手が銀メダル、青地清二選手が銅メダルと続き、金・銀・銅とメダルを独占しました。

ミュンヘン五輪では、日本は男子バレーボールを始め、13個の金メダルを獲得しました。

普通自動車の免許を取ってから1年未満のドライバーに、表示が義務付けられている『初心運転者標識』・通称『若葉マーク』、『初心者マーク』の制度が始まったのも、この1972年でした。

■杏樹の感想

今回は今年（2020年）の干支、『子年』の過去の出来事を振り返りました。“子年＝夏季五輪の年”ということで、夏には東京五輪＆パラリンピックが開催されますが、選手のみなさんの活躍が本当に楽しみです。

昨年（2019年）は台風などの災害で、多大な被害がありましたが、子年の今年は穏やかな年であってほしいですね。番組をお聴きのみなさまのご多幸をお祈り申し上げます。

スズキ・ハッピーモーニング　鈴木杏樹のいってらっしゃい

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