十二支を表す漢字は、なぜ本来の動物の漢字と異なるのか

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十二支を表す漢字は、なぜ本来の動物の漢字と異なるのか

ニッポン放送「鈴木杏樹のいってらっしゃい」

十二支の漢字

十二支の全てが本来の動物を表す漢字とは違う

『鼠年』ではなく『子年』

今年(2020年)は十二支の最初の年、『子年』です。
子年の『子』という漢字は、『ネズミ』の漢字(鼠)とは違います。『鼠』だけでなく十二支の全ての漢字が、本来の動物を表す漢字とはまったく違っています。

十二支は動物とは関係がない

その理由ですが、本来の字ではわかりにくいこともあって、馴染みのある動物の漢字を十二支にあてはめているからです。そのため『十二支の漢字』は、動物とは関係がありません。

『子年』の場合

なぜ『子』=『ネズミ』に?

十二支の漢字は“植物の様子”を表していて、最初の『子』は“種のなかに新しい命が萌え始めた状態”のことです。そこに動物の『ネズミ』が割り当てられたのは、ネズミの繁殖能力が高いからだと言われています。
そんなところから『子孫繁栄』、『拡大して行く』といった意味を持っているそうです。
子年に新しいことを始めると成功する、という解釈もあるそうです。

子年生まれは危険察知能力が高い⁉

子年生まれの方の特徴の1つに、『危険を察知する能力に優れている』というものがあるそうです。
これは昔からネズミが、火事や船の沈没といった危険を察知して、その前に逃げ出すという言い伝えからだと考えられます。
こうした危険を察知する能力以外に、勘やひらめきが鋭いとも言われているそうです。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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