天安門事件、ベルリンの壁崩壊…激動だった平成元年

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天安門事件、ベルリンの壁崩壊…激動だった平成元年

1989年11月、国境開放後に「ベルリンの壁」をよじ登って喜ぶ東ドイツの市民ら(ロイター=共同)=2018年11月12日 写真提供:共同通信社

昭和64年・1989年1月7日、昭和天皇が崩御され、翌1月8日から『平成』がスタートしました。
『平成』という元号には、“日本を始め、世界の国々が平和な時代に成りますように…”そんな願いが込められています。

平成になって、私達の生活は大きく変わって行きます。元年のこの年、4月に初めて消費税が導入されました。このときの税率は3%でした。そして年末には、平均株価が3万8,915円という史上最高値をつけています。まさに“バブルの絶頂”の頃です。

平成元年は、歴史的にも大きな出来事が相次いでいます。この年だけでも、総理大臣が竹下登さんから宇野宗佑さん、海部俊樹さんへと3人も変わっています。それだけ政治の世界が大きく揺れ動いた…ということになります。

海外では6月に、中国で『天安門事件』が発生。改革を求めた学生や一般市民によるデモを軍が武力で制圧しましたが、その際、たくさんの犠牲者が出ています。
11月には“東西対決の象徴”と言われていたドイツの『ベルリンの壁』が事実上、崩壊しました。まさに、新しい歴史が切り開かれた瞬間でもありました。

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい

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