海外で「キーホルダー」は“カギを入れる入れ物”になってしまう?
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意外と知らない『和製英語』
2つの言葉からなる和製英語
『キーホルダー』
『キーホルダー』。“カギを束ねて持ち歩くための道具”という意味で使われていますが、『key(カギ)』と『holder(入れ物・容器)』の2つの言葉からなる和製英語です。
そのため、英語では『キーホルダー』は“カギを入れる入れ物”という意味になってしまいます。
また『holder』には“それを持っている人”という意味もあり、例えば『株主』のことを『stock holder』と言います。そうなると『キーホルダー=カギを持った人』とも解釈できます。
日本で言う『キーホルダー』は、英語では『key chain』や『key ring』といったように呼んでいます。
『ガソリンスタンド』
『ガソリンスタンド』。『ガソリン』と『スタンド』の2つの言葉からなる和製英語です。
英語では『filling station(フィリング・ステーション)』や『gas station(ガス・ステーション)』、『petrol station(ぺトロール・ステーション)』と言います。
この場合の『station』とは“駅”の意味ではなくて、“特定のサービスや活動が行われる場所”という意味です。『filling』には“いっぱいにする”、“いっぱいに詰める”という意味があります。
『petrol』は『ガソリン』のことです。アメリカではガソリンは『gas』です。
そのためアメリカでは『gas station』、イギリスでは『petrol station』が使われることが多いそうです。
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