新型コロナウイルスの感染予防に“使い捨て手袋”が有効
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(2月17日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。習近平氏来日に向け、日中の外相が緊密に連携することが一致したというニュースについて解説した。
習近平氏~国賓来日の準備継続で日中外相が一致
茂木外務大臣と中国の王毅国務委員兼外相が15日、訪問先のドイツで会談し、4月に予定している習近平国家主席の国賓での来日に向け、緊密に連携することで一致した。
飯田)この段階でまだやるのかと、素人としては思ってしまいますが。
須田)なぜここに強くこだわるのかという疑問が残りますよね。加えて、新型コロナウイルスに対する政府の不可解な対応。なぜ専門家から見てもおかしな対応を取ったのか、なぜ「湖北省縛り」が継続されたのか? 専門家から、検査がそこで縛られるのはおかしいという声は上がっていたのに、国はそこにこだわって来た。はたして政治的配慮があったのかどうか、というところがいちばん大きなポイントになります。つまり習近平国家主席が来日するためには、日中間で余計な摩擦を起こすべきではない。特に中国は渡航禁止に対して、非常にナイーブに反応して来ましたから、そこに対する一定の配慮がもし仮にあったとするなら、これは大問題ではないかと思います。
飯田)もっと早く対応していれば。いまは対応中ですけれども、今後これは検証されなくてはならないですよね。
ウイルスの感染予防に使い捨て手袋が有効
須田)専門家の方が手袋の有効活用について語っていますが、かつてSARSウイルスの取材でピューリッツァー賞を取った、ローリー・ギャレットさんという女性ジャーナリストがいます。彼女は現地に入って、何百人とSARS患者に取材しているわけですが、マスクをすると相手にプレッシャーをかけるということで、彼女はマスクをせずに取材しています。彼女がしていたのは、やはり手袋です。同じ手袋をずっとつけ続けるのではなくて、毎日替える。そして、その手袋は洗うということです。そうするとかなり高い確率で防ぐことができると言っていました。
飯田)なるほど。手洗いで防げるのだから、手袋を洗うことでも同じですよね。そうやって特性を見ながら、正しく恐れて予防することができるのですね。
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