『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督が、Netflixオリジナルシリーズに挑む!

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【Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね 第834回】

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。

今回は、Netflixにて全世界配信中のオリジナルシリーズ「ジ・エディ」をご紹介します。

Netflix「ジ・エディ」

ジャズをテーマにした極上の人間ドラマ

『セッション』や『ラ・ラ・ランド』で知られるデイミアン・チャゼル監督が初めて挑んだドラマシリーズ「ジ・エディ」。花の都パリを舞台に、ジャズクラブ“ジ・エディ”を営む男の人生が、ジャズのビートに合わせて奏でられます。

Netflix「ジ・エディ」

あらゆる文化が入り混じる、現代のフランス。かつてはニューヨークで名の知れたジャズ・ミュージシャンだったエリオット・ウドーは、いまではパリに移り住み、“ジ・エディ”というジャズクラブを経営していた。

プレイヤーとしての復帰を望む人が多くいるが、本人はどうにもその気にならない。恋人のマヤがシンガーを務めるハウス・バンドの作詞・作曲家として過ごす毎日だ。

そんななか、クラブの経営危機、共同経営者の秘密発覚、ハウス・バンドとの関係悪化、そして突然の娘の来訪と、さまざまな問題がエリオットに降りかかり…。

Netflix「ジ・エディ」

主人公のエリオット役には、『ムーンライト』で主人公の親友ケヴィンの大人時代を演じたアンドレ・ホランド。

共演には『COLD WAR あの歌、2つの心』で主演をつとめたヨアンナ・クーリグや『ハンガー・ゲーム』のアマンドラ・ステンバーグなど錚々たる顔ぶれが名を連ね、さらに“ジ・エディ・バンド”のメンバーはプロのミュージシャンで構成。

パリのジャズ・シーンで活躍する気鋭の音楽家たちが顔を揃えており、ライブシーンでは極上のグルーヴが味わえます。

Netflix「ジ・エディ」

全8エピソードにはそれぞれ、登場人物1人1人の名前がつけられており、そのキャラクターに焦点を当ててストーリーが展開して行く本作。

エピソードは各2話ずつ、デイミアン・チャゼル監督を含め4人の監督が演出。監督それぞれの個性が伝わって来る自由な撮影スタイルも、映像表現におけるセッションを観ているような面白さがあります。

多様なバックボーンを持つ人々が葛藤し、ぶつかり、喜び合う。そんなドラマチックな人間模様は、まさにジャズ。全編を通じて炸裂する“ジャズ愛”を堪能して。

Netflix「ジ・エディ」

■Netflixオリジナルシリーズ「ジ・エディ」

Netflixにて独占配信中
原作・制作:ジャック・ソーン
監督:デイミアン・チャゼル、ウーダ・ベニャミナ、ライラ・マラクシ、アラン・プール
製作総指揮:デイミアン・チャゼル、ジャック・ソーン、アラン・プール、パトリック・スペンス、ケイティ・スウィンデン、グレン・バラード、オリヴィエ・ビバス、ジミー・デスマレ
出演:アンドレ・ホランド、ヨアンナ・クーリグ、アマンドラ・ステンバーグ、レイラ・ベクティ、タハール・ラヒム、バンジャマン・ビオレ、アディル・デビ、メリッサ・ジョージ、ラダ・オブラドヴィッチ、チェッキー・カリョ、ランディ・カーバー、エリエス・アニエス、ダミアン・ヌエバ・コルテス
原題:The Eddy
公式サイト https://www.netflix.com/jp/title/80197844

連載情報

Tokyo cinema cloud X

シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。

著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/


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