辛坊治郎氏、河井夫妻事件の現金受領告白続出に「検察リークで報道が支配されていいのか」

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キャスターの辛坊治郎氏が7月2日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!~激論Rock&Go!」に出演。河井夫妻の“買収問題”の背景に見え隠れする検察の意図について持論を語った。

検察リークで日本の報道が支配されている

東京都が2日、新たに報告された新型コロナウイルスの感染者が107人にのぼったと明らかにしたが、その発表前の速報として『100人を超える見通しであることがわかった』と伝えられたことを受け辛坊氏は、この発表の仕方への違和感を発端に、日本の検察の在り方を論じた。

辛坊)「100人を超える見通し」ってどういうこと。

飯田浩司アナウンサー)まだ生数字は出てきていないのですが、関係者が明らかにしたという。

辛坊)正式発表はじゃないわけですか。

飯田)正式発表じゃないです。

辛坊)最近、その手の「正式発表じゃなくて」というものが多すぎないか。報道っていうのはそういうものだけれども。広島の例の問題(河井夫妻の“買収問題”)にしても、お金をもらった94人の名前が少しずつ出てきています。あれはマスコミが一人ひとり議員を調べて、出している数字じゃないからね。認めている人も認めていない人もいるわけで。じゃあ、あの議員の名前がどこから出てきているかというと、検察リーク以外に考えられないじゃない。検察は意図的に94人のなかに、いろいろな思惑があって、40人くらいの名前を出す。マスコミは名前が欲しいから取りに行く。検察がリークしたものに関しては、名誉毀損で訴えられる可能性が低いと踏んだマスコミが実名を書く。この検察リークで日本の報道が支配されている構図ってこれでいいのか。つくづく広島の件で思いました。そうやって検察がリークして、94人。

日本の中央地方自治、この体制でいいのかと。長年集票マシーンとして地方議員が機能していて、まさに地方議員がそれぞれ「クラスター」を、「選挙クラスター」というやつを育てて、その「選挙クラスター」を使って選挙が行われて、国会議員レベルは「地方議員クラスター」を利用すると、そこにお金が流れる構造だということで戦後日本の民主主義の基本構造が出来上がっている。これは、ある意味誰でも知っている話で、その一端が今回見えましたという話なのだけれども、これを潰すには、金もらって平気でいる地方議員を一人ひとり潰していかないと終わらない。しかし、いまの流れで検察がそこまでやるかというと、ちょっとずつ名前をリークして「社会的制裁が済んでいますから」という話で、地方議員はお咎めなしという可能性が、いまのままだとぷんぷんします。

飯田)だからこそ、ポロポロと「首長やめます」とか、あるいは「議員やめます」という人がいます。

辛坊)「やめたら勘弁してやる」とか「起訴しないでやる」とかそういう話で、その代わり「買収として金を受け取ったということを認めろ」ということしょうか。2人の国会議員は起訴するけれど、この2人の国会議員の買収を立証するために金をもらった側が、それを「買収の意図で受け取りました」ということを言ってくれないといけない。これはかなり証明しづらい犯罪であることは間違いない。そうすると、金を受け取った側に、そういう裁判で証言をさせることと引き換えに、今回は不問に付すという流れ。日本の選挙の構造はこれじゃあ変わらないだろう。

飯田)しかも、証言しなくてもいいように、ビデオカメラで撮っているというのが報道されていたりしますから。

辛坊)それも含めてリークだからな。

飯田)それも証拠として採用されそうだという。

辛坊)日本の民主主義はなんなんだ。検察のあり方はこれでいいのか。

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