東京の感染者286人過去最多……コロナ対策 国と東京都の“温度差”の理由~辛坊治郎が斬る

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7月16日、辛坊治郎が、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に生出演。政治・経済・文化・社会・芸能まで、一日の出来事の中から独自の視点でニュースをズーム、本質を解説する番組再スタートの8日目を展開。この日発表された東京都の新型コロナウィルスへ感染者数が286人と過去最大の数字となったが、この現状も踏まえ、新型コロナウィルス対策の国と東京都の温度差について、辛坊が迫った。

東京の感染者286人過去最多……コロナ対策 国と東京都の“温度差”の理由~辛坊治郎が斬る

(左)西村経済再生相=2020年5月6日午後、内閣府 写真提供:共同通信社/(右)東京、警戒度最高レベル  記者会見する東京都の小池百合子知事=2020年7月15日午後、都庁 写真提供:共同通信社

新型コロナウィルスの1日あたりの感染者数が過去最大になった東京都。その状況を受け、辛坊は感染者の出方がひとつ昔前の2週間遅れのデータでなく、かなりリアルタイムに近くなってきているとの認識を示したうえで、「(トータル59人が感染した)新宿の小劇場の感染者数を見るとものすごい感染力。特に密室において、エアコンの効き始めた今の時期、感染リスクが相当あがってきているということは間違いない」と感染者数がさらに増えていく可能性について警鐘を鳴らした。

では、今、緊急事態宣言を出すタイミングなのか、新型コロナウィルス対策で国と東京都の温暖差について辛坊は番組内で鋭く迫った。

辛坊はまず、移民の若い人に感染が拡大しているシンガポールで、現状、死亡者数が27人にとどまっている状況を紹介。依然、高齢者には重症化リスクが残されているが、若年層での重症化リスクが少ないことが分かりつつある状況を示したうえで、「1000人に1人死ぬことをやっぱり防がねばならないという議論もある。同時に1000人に1人のために経済全体を止めてよいのかという議論もある。そこから先は政治、ひいては政権を選ぶ国民の判断であるべき」との見解を示しつつ、下記のように話した。

「ICUに入るなど、ちゃんと対策を取れる医療体制さえ整っていれば高齢者でも亡くなるリスクが減ってきているということが見えてきた。そのことが分かっていなかった時期と同じように、社会全体の動きを止めることが正当なのか、知事のみなさんは感染者数が何百人と大騒ぎするが、本質は重症化した人をちゃんと救える医療体制が継続出来ているのか。そこがポイントである」

そして、「緊急事態宣言はそういうタイミングでないでしょ、という流れになっている」と結論づけた。

東京の感染者286人過去最多……コロナ対策 国と東京都の“温度差”の理由~辛坊治郎が斬る【番組概要】
■番組タイトル:「ニッポン放送 辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」
■放送日時:毎週月~木曜 15時30分~17時30分 生放送
■Twitter:@zoom1242
■メールアドレス:zoom@1242.com
■番組HP:https://www.1242.com/zoom/
■ハッシュタグ:#辛坊治郎ズーム

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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