キャスターの辛坊治郎氏が9月8日(火)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自民党総裁選にあたっての新聞の“対応”について語った。
辛坊)前々から実は思っていたのですけれども、現実のものになってしまったと思ったのです。きょう9月8日の産経新聞の一面見ましたか。昨日7日が、尖閣沖での中国漁船の海上保安庁船追突から10年ということで、『船長釈放「菅元首相が指示」 前原氏証言~』という記事が出ているのですが、見出しの「菅元首相」の「菅」の上に「かん」と振り仮名がついているのです。
増山さやかアナウンサー)本当だ。
辛坊)これはなぜかと言うと、もうすぐ菅(すが)さんが総理大臣になるわけではないですか。そうすると、字面的には菅(すが)首相と菅(かん)首相は漢字で書くと同じなのですよ。きょう8日からなのかはわかりませんが、私が気がついたのはきょうなのです。なかのすべての見出しに菅(すが)さんの場合は「すが」と振り仮名がふってあって、菅(かん)さんの場合は「かん」と振り仮名がふってあるのですよ。もしくは、菅義偉の義偉までいれて菅直人の直人までいれる。だから、パッと見たときに、民主党政権の菅直人首相の話をしているのか、“菅義偉首相”の話をしているのか、産経新聞はものすごく細かい配慮を始めています。
増山)一見混同しますものね。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)