キャスターの辛坊治郎氏が9月28日(月)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。この前日27日(日)に最終回を迎えた人気ドラマ『半沢直樹』(TBSテレビ系)が中国でも大人気になっているという報道について言及した。
9月27日に放送されたTBSのドラマ、『半沢直樹』の最終回の、関東地区の平均世帯視聴率は32.7%だった。ドラマで30%を超えたのは、前作の『半沢直樹』の最終回以来、7年ぶりだった。
辛坊)そもそも、我々にこれを話す資格がないということが、きょう(この番組の)本番前によく分かったんです。打ち合わせに参加していたのが、私、増山さやかさん、そして、構成作家2人とディレクターの男性、合計5人ですが、見ていなかったのが私と増山さんでした。喋り手2人。
増山さやかアナウンサー)数回は見ています。飛び飛びで。
辛坊)だいたいこういうのは1回はまって、最後まで走っていくもので、ドラマを飛び飛びにみる人っていないでしょう(笑) だけど、驚いたことに、見ていたという3人は、詳細に全部を見ていました。構成作家の人とかディレクターの人は、職業病というか、一応こういうことは見ておかないといけない、と思うのですかね。
増山)でも、心からはまっていたみたいですよ。
辛坊)心からはまっていましたか。
辛坊)ちなみに、半沢直樹という人が主人公で、その奥さんは上戸彩さんがやっている花さんという人なのですが、半沢直樹さんが「仕事をやめよう」と言ったときに、奥さんが励ますと。「いっそのこと辞めちゃえば? 銀行員だけが仕事じゃない」「生きていれば何とかなる。生きていれば、何とかね!」と言って励ますというところがすごくよかったということで、さきほど打ち合わせで盛り上がりまして。これにいちばん感動していたのが、この番組の鍋谷直輝(なおき)くんというサブディレクター。この鍋谷直輝くんは、とにかく録画したこのセリフのところだけ、1日3回見ているそうですよ。
増山)自分を励ましているという感じなんですかね。
辛坊)きっといちばんよかったのが、花ちゃんが“ナオキ”にエールを送るというところ。
「直樹は今まで十分すぎるぐらい頑張った」「直樹。今までよく頑張ったね、ありがとう、おつかれさま」
~TBSテレビ『半沢直樹』第10話より
辛坊)このシーンを見るたびに自分が上戸彩にエールを送られているように感じるということで、日本中のナオキさんはそういうふうにしてこの番組を楽しんでいたのではないか。そういうことでございまして。
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)