突き指、冷やすのと温めるのとどっちがいい?
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「突き指の処置」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(10月8日放送)で解説された。
番組に寄せられた健康の疑問『地域の友人に誘われて、学生のとき以来やっていなかったバレーボールをやりました。張り切り過ぎて、突き指をしてしまったみたい。突き指って、冷やすのと温めるの、どちらがいいのでしょうか?』に対して、日本健診財団の監修のもと、以下のように解説した。
「突き指をしたときは、冷やすのが正解です。
痛み全般に言えることですが、怪我をした直後は炎症が起きているため、冷やす方がふさわしい場合が多いのです。反対に、肩こりなどの慢性的な痛みは、温めて血行をよくするのがいいでしょう。
まずは安静にして、患部を動かさないように(Rest)、次に氷などを使ってしっかりと冷却(Ice)、そしてテーピングなどで圧迫・固定して(Compression)、最後に患部を心臓より高くしておきます(Elevation)。
この「Rest」「Ice」「Compression」「Elevation」の4つの頭文字を取って、「RICE処置」として提唱される応急処置で痛みを和らげ、腫れや炎症を最小限に抑えることができるということです。
ただ、これはあくまでも応急処置ですので、痛みが続くようであれば、整形外科を受診することをお勧めします」
協力:医療ライター・横井かずえ
監修:日本健診財団
番組情報
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定期的に健康診断を受け、日頃から生活習慣には気をつけましょう!