キャスターの辛坊治郎氏が2月2日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。この日が「節分の日」ということを受けて、「鬼」つながりで『鬼滅の刃』について考察した。
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(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『鬼滅の刃』は英語で「Demon Slayer」(デーモン スレイヤー)
きょう2日、節分の日を迎えた。124年ぶりに2月2日が節分となり3日以外の日が節分の日になるのは1984年2月4日以来、37年ぶりである。
辛坊)節分から「鬼」を連想し、そこから「鬼滅」について調べていました。
『鬼滅の刃』はアメリカのコミックファンのあいだでも人気です。『鬼滅の刃』を英語で「Demon Slayer」(デーモン スレイヤー)と訳しています。「Slayer」とは退治するものという意味で「Dragon Slayer」はドラゴン退治する人という意味です。「Demon Slayer」はデーモンを退治する人という意味になりますが、「刃」の意味がなくなります。「刃」の部分を表すには「The Blade of Slayer」(ザ ブレード オブ スレイヤー)とかにしないといけません。単に「鬼滅」を訳したもので鬼退治をする人というタイトルがついています。
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一緒に暮らしている禰豆子ちゃんと写真に映る辛坊治郎
鬼は“デーモン”なのか“デビル”なのか
辛坊)ところで、“デーモン”なのか“デビル”なのかという大問題がありまして、鬼を英語に訳すとデーモンが標準的だそうです。
増山)デーモンだと悪魔という感じがしますが。
辛坊)悪魔に相当するのが、どちらかというとデビル(Devil)です。デビルの方が格上だそうです。キリスト教における巨悪のレベルが上です。デビルはもともとは神に次ぐくらいの天使の地位の神でした。神と対峙して地獄に落とされて地獄を司るくらいの存在になりました。
増山)“超悪魔”になったわけですね。
辛坊)そうです。デビルはそういう存在です。デーモンは悪鬼みたいな精霊を含めた悪い奴ら、というイメージです。鬼滅の刃に登場するような鬼のイメージはデーモンなのでしょう。もしかすると『鬼滅の刃』のキャラクターのいちばん親玉の鬼舞辻無惨はデビルに相当する感じがします。
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増山さやかアナウンサー
辛坊)こんなことを考え出すと一日終わってしまいますね。
増山)幸せですね、辛坊さん(笑)
辛坊)こういうことを考えていてもお金はかかりませんが、銀座のクラブに行ったら、座っただけで5万円とかですから(笑)