「東京五輪を北朝鮮との対話の場にしたい」~開催国のごとき発言をする文在寅大統領

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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(3月2日放送)にジャーナリストの有本香が出演。三・一独立運動の記念式典で行われた韓国・文在寅大統領の演説について解説した。

韓国の文在寅大統領(韓国・ソウル)=2020年07月21日 EPA=時事 写真提供:時事通信

韓国の文在寅大統領が日本政府との対話準備に言及

韓国の文在寅大統領は3月1日、「三・一独立運動」の記念式典で演説を行い、現在の日韓関係について、「いつでも日本政府と向き合って対話する準備はできている」と述べた。ただ、懸案となっている、いわゆる元徴用工訴訟の問題、元慰安婦の問題に向けた具体的な言及はなかった。

飯田)毎年恒例で、ここで演説をするということですが、日韓関係をどうご覧になりますか?

三菱重工本社を訪問した元徴用工訴訟の原告側代理人弁護士(右)ら=2019年2月15日午後、東京・丸の内 写真提供:産経新聞社

アメリカから日韓関係について警告を受けた韓国~東亜日報

有本)日本側としてはどうしようもないというか、いちいち韓国側の言うことにまともに反応する必要はないのですが、最近の日韓関係でいくつか注目しなければいけないと思っているところがあります。2週間くらい前だったと思いますが、韓国の「東亜日報」にアメリカ側から韓国がいろいろ警告されたという珍しい記事が載っていました。その内容は何かと言うと、「日韓関係、とりわけ慰安婦問題、また彼らの言う徴用工の問題、こういうことで日本と対立を続けるのなら、同盟関係を見直すよ」と警告されたということなのです。

飯田)米韓の同盟関係を見直すと。

有本)そうです。バイデン政権が、トランプ政権ほど厳しく中国と対峙するかどうかということは、若干の疑問はあるけれども、でもやはり中国というのが非常に大きな存在になって来て、これに例えばクアッドのような枠組みですね。こういうところを使って、周辺の国々と連携しながら中国に対峙しなければいけないという問題意識が当然あるわけです。そのなかで韓国がどっちを向いているのかわからないと。口を開けば慰安婦問題というようなことばかり言っているわけです。これは、アメリカだけが言っているわけではなくて、他の周辺国からも同じような声は聞こえています。「いい加減にしろ」ということを言われたという記事が出ていたのです。この辺りは、やはり韓国側も気にする人たちは当然気にしているだろうということです。

飯田)オバマ政権時代にバイデンさんは副大統領であったと。

有本)当時は韓国を庇っていましたからね。

飯田)かつ、日韓の例の合意に関しても、かなりアメリカ側から圧力があって「お前ら喧嘩するな」と。

有本)そうです。それに関していまグダグダにしてしまっているわけだから、それはアメリカの顔を潰しているということにもなるでしょうし、「いつまで言っているのだ」という話だろうと思います。

竹島(韓国名は独島)=1976年10月1日 写真提供:産経新聞社

韓国の発言に耳を傾ける必要はない~竹島等の「韓国の動き」には要注意

飯田)演説のなかでは、東京オリンピック・パラリンピックを引き合いに出して、「北朝鮮との対話の場にしたい」と。

有本)開催国でもないのに、なぜそんなことをあなたたちが言うのだということです。身内としての、変な軸みたいなものをいつも持っているではないですか。この辺りがいつもずれていますよね。日本で開催するのですよと。

飯田)平昌オリンピックとは違います。

有本)日本側が言うならわかるけれども、なぜ、そこまでずれたことが言えるのでしょうという話なのですが、まあ、韓国の言うことをいちいち気にしても仕方がないのだけれど、ただ、韓国の動きは気にしないといけないと思います。例えば竹島が彼ら曰く、「日本によって、軍事侵攻されたときの状況を想定して訓練をした」とか。あるいは日本のEEZにおいて我が物顔で調査ということをしている。これは日本が中国に対して、尖閣諸島での暴挙を看過しているでしょう。それから、北方4島に関しても、結局話が全然前に進まなかった。この辺りで韓国が足元を見ているということなのです。だから、韓国の場合、口で何を言おうが、それをいちいち気にしても仕方がないのだけれど、やって来ていることには注目が必要です。韓国さえも日本の海や領土を侵すことをエスカレーションさせているということです。

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