古代エジプトの女王クレオパトラも愛した「アロマ」
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「アロマ」です。
「アロマ」には「良い香り」、「良い匂い」といった意味があります。
「アロマの香り」といった言葉がありますが、これですと「香り」の意味が重なってしまいますので、実は間違いなのです。
「アロマ」という言葉ですが、ギリシャ語が語源で、元々は同じ香りでも「植物の香り」の意味でしたが、現在では広く「香り全般」を意味する言葉となっています。
アロマの歴史はとても古くて、紀元前3000年頃の古代エジプトでは医療や宗教の儀式に使われていた……と考えられています。”世界三大美女”の1人に、古代エジプトの女王「クレオパトラ」がいます。クレオパトラはジャスミンやローズで作ったオイルを、身体の部分ごとに塗り分けて、美しい香りを漂わせていたそうです。
はるか昔から、人は香りとともに生活してきました。それは人類の祖先が大自然の中で”火”と出会ったことに始まります。貴重な火を絶やさないように、草や木を集めて燃やし続けていたところ、ある時、煙と一緒にとても良い香りがしてきたそうです。
その香りは人の心をいやしたり、気分をスッキリさせたり、時にはやさしく眠りに誘うといったように、さまざまな効果をもたらしてくれたそうです。
このように香りは私たちにとって、暮らしを豊かにしてくれるものでもあります。
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