恐竜が絶滅した原因は隕石の衝突 その火災と津波の規模

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように…ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「隕石」です。

恐竜が絶滅した原因は隕石の衝突 その火災と津波の規模

今から約6600万年前、地球から恐竜が姿を消しました。恐竜以外も含めると、地球上の生命の4分の3が滅んだことになります。その原因については様々な説がありますが、最も有力とされているのが「隕石衝突説」です。

それを裏付けるものとして挙げられているのがメキシコのユカタン半島にあります「チクシュルーブ・クレーター」です。約6604万年前に地球に隕石が衝突した際に出来たもので、直径は160キロから200キロにも及びます。このことから隕石の大きさは直径10キロから15キロと考えられています。

そのため、隕石の衝突によって巻き上げられた土砂やちりが地球を覆って、地球の気温が大幅に下がったことで、恐竜たちが絶滅した……と考えられていました。

その後、アメリカ・テキサス大学の研究チームが、「チクシュルーブ・クレーター」の岩石を調査しました。その結果、隕石が衝突した際の熱によって、数百キロ四方に及ぶ大規模な火災と、数百メートルもの津波が発生したと見られる……と発表しました。

それによって、ものすごい量の硫黄が大気中に吹き出して、それが太陽をさえぎってしまったため、地球が冷えてしまい、恐竜たちを絶滅させた……と考えられるそうです。

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