「バウムクーヘン」は手間と時間をかけて作る高級なお菓子
公開: 更新:
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「バウムクーヘン」です。
バウムクーヘンの発祥については諸説あります。そんな中、1807年にドイツ北部のザルツヴェーデルという小さな町で『初めてバウムクーヘンが焼かれた』という記録が残っています。
ザルツヴェーデルは“バウムクーヘンの町”とも呼ばれていて、町のあちこちに、バウムクーヘンを売るお店があって、バウムクーヘン作りを見学したり、食べたり出来るそうです。
ところが本場・ドイツでは、バウムクーヘンは日本のように身近な食べものではないそうです。ドイツではクリスマスやお祝いに贈る“高級なお菓子”だそうです。
その理由として、バウムクーヘンの作り方にあるそうです。バウムクーヘンは丸い棒に生地をかけて、直火で均一に回しながら専用のオーブンで焼いていきます。表面が焼けたら、再び生地をかけて焼きます。これを何回も何回も繰り返すことで、段々と太くなっていきます。このように手間と時間をかけて、ようやく1本のバウムクーヘンが出来上がります。
これをご家庭でやるのは、とても難しいです。またお店でも専門の職人さんでなければ、上手にバウムクーヘンを作ることが出来ません。そのためバウムクーヘンを味わえるお店も限られているためドイツでは“特別なお菓子”という扱いだそうです。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・