「虹」が空に現れる3つの条件とは?
公開: 更新:
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「虹」です。
「虹」は英語で「Rainbow」、「雨の弓」という意味です。フランス語では「arc-en-ciel(アルカンシエル)」といいますが、これは「空に掛かるアーチ」という意味です。
漢字で表す時、もっとも一般的なのが「虹」という字です。この漢字の成り立ちは中国で生まれたものです。古代中国では「大きな蛇が天に昇って龍になる」といわれていました。その際、天を貫く時に空に作られるモノが虹だと考えられていたそうです。「蛇」という漢字には「虫」という字が付いていますが、この「虫」という字に“貫く”“天と地をつなぐ”という意味の「工」が付いて「虹」という漢字になったそうです。
虹が空に現れるためには3つの条件があるそうです。
1 雨上がりで、水滴・水の粒が空にあること
2 太陽が出ていて、太陽の光があること
3 太陽を背にして、光が背中から当たること
この3つがそろった時に虹が見えるのだそうです。
「水の粒」は虹と大きく関係しています。特に雨上がりの時は、空気中にたくさんの水の粒があります。この水の粒に太陽の光が当たると、様々な色に分かれることで虹ができます。
番組情報
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・