「甘酒」は2種類! 「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」、子供でも飲めるのはどっち?

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「甘酒」です。

「甘酒」は2種類! 「酒粕甘酒」と「米麹甘酒」、子供でも飲めるのはどっち?

お正月に初詣に行かれた時、甘酒を頂いた経験があるのでは?温かい甘酒は冷えた体を温めてくれますよね。

神社などでふるまわれる甘酒ですが、米麹とお米から造られる「米麹甘酒」なのでしょうか?それとも、酒粕から造られる「酒粕甘酒」なのでしょうか?

実は米麹甘酒の所もあれば、酒粕甘酒の所もあるそうです。米麹甘酒はノンアルコールですから、お子さんでも頂くことができます。

酒粕甘酒でも、市販されているものは「アルコール分が1%未満」ですが、自家製の場合、酒粕のアルコール分が残っている場合があります。そのため、アルコールに弱い方、妊娠中や授乳中の方は「この甘酒は米麹のですか?それとも酒粕のですか?」と確認されると良いそうです。

ちなみに酒粕で造った甘酒は、独特なお酒の香りがあるそうなので、それで米麹の甘酒との違いを分けることもできます。

酒粕甘酒ですが、奈良時代の歌集「万葉集」に「糟湯酒(かすゆざけ)」という言葉が登場します。酒粕をお湯で溶いたもので、これが酒粕甘酒のルーツでは……と考えられているそうです。

現在の酒粕甘酒は酒粕の他に、甘みをつけるためにお砂糖が使われていることが多いそうです。この作り方は、大正時代になって普及したものです。

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