ぶどうの最新トレンド品種は? 移り変わるぶどうの人気
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「ぶどう」です。
生食のぶどうが好まれる日本では、新しい品種のぶどうが次々と登場することで、その人気も移り変わっています。かつては、小粒で強い甘みと酸味が特徴の「デラウェア」など、赤色系の品種が人気でした。その後、「巨峰」を始めとする黒色系の品種が人気となりました。
さらに“種なしで、皮ごと食べられる品種”に人気が集まり、2006年(平成18年)に品種登録された「シャインマスカット」が注目を集めています。シャインマスカットは、黄緑色した大粒のぶどうです。
ぶどうの色は「アントシアニン」と呼ばれる色素によるもので、同じアントシアニンでもいくつか種類があって、その違いによってぶどうの色が変わってくるそうです。またアントシアニンが含まれる量が多いほど、色が黒っぽくなるそうですよ。
そして“種なしぶどう”は、花が咲いた時期のぶどうの房を「ジベレリン」という植物ホルモンの溶液に浸けることで、“種なし”になるそうです。このジベレリンは元々、植物が持っているホルモンで、安全性が確認されています。
ただし、ぶどうの種類によっては種なしにしてしまうと、本来の味が落ちてしまう……といった理由から、種なしにしないものもあるそうです。
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