ご存じですか?「世界初の電気式信号機」が設置されたスポット
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「信号機」です。
世界で初めて「光が点灯するタイプの信号機」が登場したのは1868年、イギリス・ロンドンです。緑と赤の2色の信号機で、ガスを使って光らせていたそうです。
現在のような「電気式の信号機」が登場したのはそれから50年後の1918年。アメリカ・ニューヨークの5番街に設置されました。この「世界初の電気式信号機」ですが、色は現在のように緑、黄色、赤の3色でした。ところが色の指示の内容が、今とはちょっと違っていて、黄色が「進め」で、赤が「止まれ」。緑は「左右どちらかに曲がって良い」だったそうです。
日本に初めて信号機が登場したのは、1930年(昭和5年)3月です。東京の日比谷交差点に、アメリカ製の信号機が設置されました。この信号機は中心に柱がついている「縦式」で、交差点の真ん中に置かれていたそうです。
この時は今のように、緑は「進め」、黄色は「注意」、赤は「止まれ」でしたが、通行する人はなかなか信号に従ってくれなかったそうです。そのため、交差点の四隅に警察官の方々を連日、配置して信号機の存在や信号の意味を分かってもらえるように努めたそうです。
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