「音の出る信号機」あなたがよく聞くのはどんな音?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「信号機」です。
「音の出る信号機」の正式名称は「音響式信号機」といいます。目の不自由な方に、歩行者用の信号が青になったことを、音で知らせてくれる信号機です。
聞こえてくる音には2つの種類があります。1つは「メロディ式」。「とおりゃんせ」や「故郷(こきょう)の空」といった音楽が流れるものです。もう1つは「擬音式」。「ピヨピヨ」や「カッコー」といった音が鳴るものです。
「音の出る信号機」は2019年3月末の段階で、全国に約2万基ありますが、そのうちの約98%は「擬音式」だそうです。そんな中、警察庁では「道路を渡る方向によって、違う種類の音を鳴らす方式」というのを進めているそうです。
どういうことかと言いますと、交差点をイメージしてください。横にある横断歩道が青になった時、左から右に渡る時は「ピヨ」という音が、右から左に渡る時には「ピヨピヨ」という音が鳴ります。
それに対して、縦にある横断歩道が青になった時、手前から奥へ渡る時には「カッコー」という音が、奥から手前へ渡る時には「カカッコー」という音が鳴るというものです。
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・