傷んだ細胞を修復してくれる「ヒートショックプロテイン」を増やす入浴法

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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。今回のテーマは「お風呂」です。

傷んだ細胞を修復してくれる「ヒートショックプロテイン」を増やす入浴法

「ヒートショックプロテイン」とは、ストレスや年齢とともに傷んだ細胞を修復する働きを持つタンパク質のことです。これを増やすことで免疫力が高まって、日々の生活のストレスに負けない体をつくったり、老化や認知症の予防が期待できるそうです。

このヒートショックプロテインを最も効率良く増やすことができる方法が「ヒートショックプロテイン入浴法」で、40℃から42℃のちょっと熱めのお風呂に、ちょっと長めに入ります。

目安の温度と時間ですが、40℃の場合、20分。41℃の場合、15分。42℃の場合、10分だそうですが、体が熱くなったら、途中でお休みしても問題ないそうです。くれぐれも、のぼせたりしないように気をつけてください。また炭酸系の入浴剤などを使う場合は体温が早く上がるので、例えば40℃なら15分で良いそうです。

お風呂から出たら水分を補給しますが、この時、冷たい飲み物を飲んでしまうと、せっかく上がった体温が下がってしまいますから、常温のお水か温かい飲み物が良いそうです。そのあと、お部屋着で体を保温して、暖かいお部屋で上がった体温をキープしていきます。

この入浴法の2日後をピークに、ヒートショックプロテインは、1日から3日間は増えますが、その後、減って元に戻ってしまうので、同じように2回目の入浴をします。つまり週に2回、「ヒートショックプロテイン入浴法」をするのが理想だそうです。

番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい

毎週月曜〜金曜 7:37 - 7:42

番組HP

晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

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