いまレコードが100万枚以上売れているのはなぜか
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。4月23日放送分のテーマは「レコードの現状」です。
日本レコード協会によりますと、レコードの生産枚数のピークは1970年代後半で、年間約2億枚でした。しかし、1982年にCDが登場してから年々少なくなって、2009年(平成21年)には約10万枚に減少してしまいました。
ところが、そこから少しずつ盛り返し、2019年には約122万枚でした。2020年はややダウンして約110万枚だったそうですが、それでもストリーミング配信などのサービスで音楽を聴くのが主流のいま、こうしてレコードが復活して来ています。
その背景には、「スマートフォンなどで音楽を聴いても何か物足りなくて、アナログの音を楽しみたい」という人が増えているのでは……と考えられているそうです。
レコードの場合、レコード盤を交換したり針を落としたりといったように、手間がかかります。それでも「音楽を聴いている感じがしていい」とか、「ジャケットや歌詞カードを見るのも楽しみの1つです」という方もいらっしゃるそうです。
アーティストのなかにも、新曲やアルバムをレコードでリリースされる方も増えていて、それを聴いてレコードのよさを初めて知った方も多いそうです。こうしたレコードの復活に合わせて、レコードプレーヤーもいろいろ登場しています。
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晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・