“オカルト探偵”吉田悠軌が、ポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」(ニッポン放送 Podcast Station ほか)に出演。自身が取材した「ある木」にまつわるエピソードについて語った。
芸人であり手相占い師である島田秀平がパーソナリティのポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」。5月21日の配信回では、『クレイジージャーニー』(TBSテレビ系)でもおなじみの“オカルト探偵”吉田悠軌が出演。自身が取材した「道路に1つだけ不自然に立っている木」について語った。
島田:吉田さんはオカルトスポットへの取材をライフワークにされていますよね?
吉田:いわゆる「心霊スポット」への取材は、他にも多くの方がされていると思うんですけど、僕がしているのは「『霊体験』や『怪談話』を聴いて、その話の現場を実際に訪れる」という取材なんです。
島田:その怪談話を知らなければ、そこで普通に人が住んでいるっていう場所ですよね。吉田さんが今まで訪れた中で「特に気になった場所」はありますか?
吉田:ここ2~3年、気になっている場所は“第六天の森”です。織田信長が「第六天魔王」と呼ばれていましたが、「第六天」というのは「あらゆる快楽を司る存在」として、江戸時代に関東近郊で信仰されていたのですが、明治以降の開発で第六天を祀っている森が無くなっていったんです。
島田:そうなんですね。
吉田:はい。それで色々な人から霊体験や怪談話を聴いて、実際にその場所を訪ねてみると「じつは“第六天の森”の跡地だった」という事が多いんです。
島田:道路を作ったり、マンションを建てたりっていう開発が進んで、知らず知らずのうちに自分がその“第六天の森”の跡地に住んでたっていう可能性もあるんですか?
吉田:私が取材した中で、開発が進んでほとんどの木が伐採されてしまったんだけど、道路に1本だけ木が残されている場所があって。地元の人に聴くと「あの木だけは切っちゃいけない」と言われていて、残されているんです。
島田:木を切ろうとしたら事故が起きて、やむなく伐採を中止したっていう話を聞きます。都内に限らず、大通りの真ん中に木が立っていて、それを迂回するために渋滞が起きているって場所がありますよね。
吉田:1本だけあると異様な感じがしますけど、もともとは“森”として祀られていたものの名残りだと思います。
島田:怪談でも「その場所が霊の通り道=“霊道”だったから、心霊現象が起こった」という話がありますけど、もしかしたらその場所は、何かを祀っていた場所だった可能性がありますね。
吉田:そうなんです。だから引っ越しする時には、古い地図を調べて、そこがどういう場所だったのかを確認することをおすすめします。
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番組情報
芸人であり手相占い師としても多くの著作を世に出す島田秀平がパーソナリティを務めるポッドキャスト番組「島田秀平とオカルトさん!」。
毎回、MC島田秀平だからこそ成立するゲストを招き、地上波ラジオでは掘り下げきれない、ポッドキャストならではのテーマで語り尽くす。
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