G7開催中に周庭氏が出所 そのメッセージが意味するもの
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(6月14日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。禁錮10ヵ月の実刑判決を受けて服役していた香港の民主活動家・周庭氏が出所したニュースについて解説した。
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12日午前、出所した香港の民主活動家、周庭氏=2021年6月12日 中国・香港 写真提供:時事通信
香港の周庭氏が出所
2019年6月の香港警察本部包囲デモをめぐり、昨年(2020年)12月に無許可集会を扇動した罪などで禁錮10ヵ月の実刑判決を受けて服役していた香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)氏が6月12日、出所した。
飯田)香港の民主活動家である周庭さんが、12日に香港の収監先から出所したということです。その様子をNHKや海外ニュースで報じていたのですが、中国ではその様子が“信号異常”と(表示が)出て見られなくなっていたということです。
須田)このタイミングで、というのも興味、関心を引くところです。G7の最中にということで、中国側のある種の譲歩的なメッセージが込められている感じがしなくもないと。
飯田)共同宣言が出るのを前にして、文言に対するプレッシャーというか、牽制もあるのですかね。