7月28日の東京オリンピック・野球“侍ジャパン”初戦勝利を受けて、野球解説者の川相昌弘氏がこの試合を細かく分析した。

画像を見る（全3枚） 「東京五輪第6日」 野球1次L 　日本-ドミニカ共和国　9回、同点スクイズを決める甲斐＝福島県営あづま球場　2021年7月28日　写真提供：共同通信社

ニッポン放送 『垣花正 あなたとハッピー！』（月～木曜日　8時～11時30分 生放送）

ニッポン放送ショウアップナイター解説者・川相昌弘氏は7月29日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー！」に出演し、28日にサヨナラ勝ちをおさめた東京オリンピック・野球日本代表の初戦について解説した 。

「ドミニカ共和国の先発、巨人の投手でもあるクリストファー・クリソストモ・メルセデス投手の素晴らしいピッチングで負けると思い、心配な試合になりそうと感じていた」と振り返り、「だが日本は大きなミスがなかったし、やるべきことをきちっとやった、耐えて耐えて勝利をつかんだ」と日本の勝利をたたえた 川相氏。

ニッポン放送ショウアップナイター解説者・川相昌弘氏

中でも、勝利への道をつくったともいえる、9回に同点を決めた甲斐拓哉捕手の同点セーフティースクイズを振り返った。
川相氏といえば、バントの神様とも呼ばれ、世界ギネス記録保持者でもある。

「初球の偽装スクイズは結果的には空振りだったが、ピッチャーの動きや一塁手がバントの構えにどう反応したかなど、即座に日本ベンチが分析し、次もセーフティスクイズで勝負に出て得点につながった」と、バントの職人としての目線で川相氏は細かく分析した。