「自分のプレーを見て元気になっていただけたら」上地結衣ら、車いすテニス女子日本代表が抱負を語る

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画像を見る(全7枚) 車いすテニス女子日本代表選手のオンライン会見

車いすテニス日本代表の強化合宿が行われ、8月11日~13日の3日間にわたってオンライン会見がありました。シリーズで代表選手の意気込みをご紹介していますが、今回は上地結衣選手、大谷桃子選手、田中愛美選手、高室冴綺選手の意気込みをご紹介します。

上地結衣選手

「東京パラリンピックに向けては、これまでの2大会で獲得することができなかった、シングルスでの金メダルをいちばんの目標にして戦って行きたいと思っています。(ライバルであるオランダのディーデ選手について)パワーのある選手ですし、リオからの数年でミスが少なくなり、すごく成長した選手の1人だと思います。彼女を崩すためには、的を絞らせないことがキーになって来るのかなと思っていて、1つの展開では崩しづらい選手です。次に私がどういうことをして来るのか、悩ませるということと、いろいろなプレーを組み合わせてやって行くということだと思います。自分のプレーを見て元気になっていただけたら……これまでの成果を出せるような大会にしたいです」(上地結衣選手)

大谷桃子選手

「東京パラリンピックではシングルス、ダブルスともにメダルを目指して頑張ります。トップスピンをかけて相手を動かし、チャンスが来たところで打つのを得意としているのですが、暑熱のなかでのプレーは負担になるので、早めに展開して行くことを心掛けて練習しています。(上地選手とのダブルスについて)ただラリーするだけだと長期戦になってしまって、2人とも体力を消耗してしまうので、先に前に出て行ったり、上地選手にカバーしていただいて攻めに転じたり、単調にならないように心掛ける必要があると思います」(大谷桃子選手)

田中愛美選手

「東京パラリンピックでは単複合わせて、自分の目標とするメダル獲得に向けてしっかり準備して行きます。去年(2020年)パラリンピックが開催されていたとしたら、技術面やメンタル面で準備不足だったのかなと思います。2020年の初めごろに、テニス用の車椅子のタイヤをインチアップして、その調整が本番までに間に合うのかという部分もありました。もともと26インチでやっていたときは、試合後に腰を痛めることが多かったのですが、27インチにすることでスピードを維持しやすいという利点があり、たくさん走っても疲れにくい、身体の負担を軽減するということで27インチに変えました。私のバックハンドスライスを嫌がる選手はかなり多いと思うので、そこから試合の流れをつくって行ければいいかなと思います」(田中愛美選手)

高室冴綺選手

「目標としていた舞台なので、いままで応援やサポートをしてくださった方々に、いい結果で恩返しができるように自分らしいプレーで頑張ります。車いすテニスを始めてから1年ほど経ったときに、上地選手の試合を初めて観て、自分と同い年の選手が世界の舞台で戦っていることを知り、『私も』と思ったのがパラリンピックを意識したきっかけです。メンタル面の強化と、パワーのあるボールをコントロールする練習をして来ました。フォアハンドやサーブで強いボールが打てるのが強みかなと思います」(高室冴綺選手)


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