アフガニスタンでの車両爆発 ~麻薬の利権による争いか
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ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月21日放送)にジャーナリストの有本香が出演。アフガニスタンで車両が爆発したというニュースについて解説した。
アフガニスタンでの車両爆発、イスラム国系組織の関与が濃厚か
アフガニスタン東部ジャララバードで9月18日と19日の両日、国内の実権を握ったイスラム原理主義勢力タリバンの車両を狙った複数の爆発があった。
飯田)アフガニスタンで連日、車両が爆発していると。イスラム国(IS)系の組織が関与を主張しているということです。
麻薬の利権
有本)タリバンとイスラム国、イスラム国系の勢力がなぜ争っているのかと言うと、1つ言われているのは、麻薬の利権だろうということです。
飯田)なるほど。
有本)アフガニスタンは他に産業がそれほどありません。麻薬の原料を栽培し、精製に関しては中国がサポートするだろうということが言われています。いまは特にケシの花、ヘロインなどは、アメリカでも中毒者が増えているのです。もはや昔のドラッグかと思えばそうでもなく、世界的なニーズは、悪いことだけれど、あるのです。だからアフガニスタンで安いものがつくられると、世界はもっと大変なことになると思います。
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