こんなにある「柿の種類」、違いがわかりますか?
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あなたの朝がいつもイイ朝でありますように---ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。10月28日放送分のテーマは「柿の品種」です。
甘柿のなかで最も代表的な品種が「富有柿(ふゆうがき)」です。国内でもっとも生産量が多い品種です。果肉が柔らかくて果汁も多く、甘みが強いのが特徴です。そんなところから「柿の王様」と呼ばれています。
同じく甘柿の代表的な品種が「次郎柿」です。丸みを帯びた四角い形で、果肉は甘いですが果汁が少ないため、やや硬めでしっかりした歯ごたえが特徴です。
渋柿の代表的な品種としては、「西条柿」があります。中国地方特有のとても珍しい品種で、丸くて縦長の形をしています。
同じく代表的な品種が「愛宕柿(あたごがき)」です。愛媛県が原産で、他の品種に比べてやや大きめです。柿のなかで最も遅い時期、11月下旬~12月に収穫されます。
柿には“種がない品種”もあります。こうした品種の場合、受粉しなくても実が大きくなります。最初の時期は小さな種のようなものがありますが、次第に消えてしまうそうです。
代表的な品種が「平核無(ひらたねなし)」や「刀根早生(とねわせ)」です。どちらも渋柿ですが、平核無は「渋柿の王様」と呼ばれているそうです。
番組情報
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