『冒険少年』過剰演出報道に辛坊治郎が持論「いまの視聴者は賢くなっていて『まあ、そうだろう』という受け止め方が大半では」

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キャスターの辛坊治郎氏が1月10日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ネットメディアによる、人気テレビ番組「過剰演出報道」について持論を述べた。

※イメージ

「文春オンライン」が1月9日、人気テレビ番組『アイ・アム・冒険少年』(TBSテレビ系)で過剰な演出があったのではないかという疑惑を報じた。文春オンラインによると、無人島から脱出する人気コーナー「脱出島」でタレントが脱出に使うイカダをスタッフも制作していたほか、脱出の際イカダをスタッフ船で引っ張るなどしていたという。

辛坊)まあそういうこともあるでしょう。テレビのバラエティでしょう。テレビのバラエティでこれ以上問題になるケースというのは、過去に小動物にテグスを付けて引っ張るとかです。動物虐待などの別のものが付随してくると社会的に大問題になりますが、いまのテレビの視聴者というのはある程度賢くなっていて、「まあ、そうだろう」という受け止め方が大半なのではないでしょうか。私などの感覚でいうと、「そうなのだか、残念だな」とは思いますけれども。私は、(脱出を)本気でやらせてくれれば結構頑張ると思いますけれどね。

増山さやかアナウンサー)手助けなしで。

辛坊)5キロか。島を脱出して5キロ離れたゴール、イカダをつくって脱出しなくてはいけないのですか。

増山)そういうことだと思います。

辛坊)この番組を見たことがないですけれども。見たことありますか?

増山)お正月にやっていたのはチラチラと見ていました。

辛坊)そうですか。古くは「〇〇探検隊」と言って洞窟のなかに入って前人未踏の探検隊が……」と言うのですが、「いやいや、照明が仕込んであるでしょう」というようなものがありました。それから別の局で私が鮮明に覚えているのは、ヒッチハイクでロンドンまで行くというのがあったのですが、私はその前にバックパッカーをやっていたので国際情勢をよくわかっているわけです。その辿ったルートを見ていると、ここは絶対にヒッチハイクでは国際情勢的に無理、この区間は飛行機を継がないといけるはずがないということがわかるわけです。でもテレビのオンエア上はそこを曖昧にして全部ヒッチハイクで行ったような雰囲気になっていますけれども、少し事情がわかっている人は「そんなものはあり得ない」「ヒッチハイクで全部行けるわけがないだろう」「そんなタイミングよくゴールするわけがないだろう」という。皆さん、夢を失わせて申し訳ございませんが。

増山)それも含めてバラエティというか。

辛坊)所詮テレビのバラエティですから。「映画」だと思って見た方がいいですね。ちなみに私の太平洋横断にしても、実は日付変更線までは海上自衛隊に引っ張ってもらって、日付変更線を超えたところでアメリカ海軍の原子力空母に引っ張ってもらいましたから。

増山)ずっと引っ張ってもらって到着したのですよね。

辛坊)冗談ですが(笑) この企画であばれる君は過去10回も優勝していて絶対王者なのですか。他にもバラエティで「どう考えても裏で答えを教えているだろう」というものもあります。私などは長年やっていますから見えてきます。裏でクイズの答えなどで、例えば10週連続勝ち抜きみたいな人はそれが売りになっているときには、とにかく10週連続勝ち抜きするためにあの手この手というのはよくある話です。残念ながらテレビの「バラエティ」というのは。「報道」でそれをやり始めると問題なのです。

増山)そうですね。

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 ※月曜日のみ17時35分まで

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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