キャスターの辛坊治郎氏が2月22日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。北京オリンピックのマスコットの人気が出た背景について解説した。
辛坊)北京オリンピックが終わったのですけれども、北京オリンピックのキャラクターの……
増山)ビンドゥンドゥン(氷墩墩)。
辛坊)はい。とにかく不人気で、まったく売れていなかったらしいのですって。
増山)当初は?
辛坊)はい。まったく売れていなかったらしいのだけれども、開会式のあと日本のテレビ局が紹介して、「日本で『かわいい!』とウケている」と、中国に(情報が)逆輸入されて。だから、なんだかんだ言いながら中国の人って日本での反応みたいなものに敏感なのですよね。
増山)影響されるのですね。
辛坊)逆輸入で「日本でかわいいと評判のキャラクターらしいぜ」みたいなことになって、中国のSNSで火がついて。
増山)そうなのですか。
辛坊)入手困難で大変らしいですよ。
増山)いまもですものね。
辛坊)バブル方式と言って、今回取材に行ったニッポン放送の洗川(雄司アナウンサー)さんも「餃子の1つも食べられなかった」という状況。つまり、今回のオリンピックの参加者や取材者は、1つのバブル=泡のなかに入っているような感じで他の一般市民と触れ合わないように、土産物店もバブル用にあるのですよ。バブル用の土産物店で(ビンドゥンドゥングッズを)買うと外にボランティアの人が待ち受けていて、「売ってくれ」みたいなことになっているくらい人気だと。何が人気かわからないですけれど、可愛いですか、あれ。
増山)何度も見ているうちに可愛くなってきました。
辛坊)何度も見ているうちに。
増山)見慣れてきたのかな。
辛坊)去年の東京オリンピックのキャラクターは? 結局どうだったのですか、盛り上がったのですか?
増山)ああ、あの子たちはどうなのですかね。でもそこそこキャラクター商品は売れたみたいですよ。
辛坊)それは結構なことでございました。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)