黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」(2月21日放送)にプロサウナ―の濡れ頭巾ちゃんが出演。自身のサウナ愛とサウナの魅力について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。2月21日(月)~2月25日(金)のゲストはプロサウナ―の濡れ頭巾ちゃん。1日目は、自身の名前の由来とサウナの魅力について---
黒木)いろいろなプロの方がいらっしゃるのですが、プロのサウナーでいらっしゃいます。お名前が「濡れ頭巾ちゃん」ということなのですけれど、最近サウナブームなのですって?
濡れ頭巾ちゃん)みたいですね。いろいろな新しいサウナができていますし、サウナ人口も増えたと聞いています。
黒木)濡れ頭巾ちゃんは、小学校3年生のときにサウナに入られて……。
濡れ頭巾ちゃん)最初は保育園くらいだったと思います。親に連れられて行きました。
黒木)サウナというと、息苦しくて暑いというイメージがあって、私はどちらかというと得意ではないのですよ。
濡れ頭巾ちゃん)そうでらっしゃいますか。
黒木)まず、「濡れ頭巾ちゃん」という名前の由来が、小学校3年生のときに生み出されたということですが。
濡れ頭巾ちゃん)この中年男性のぽっちゃり坊主がなぜ「濡れ頭巾ちゃん」なんだ、ということなのですが。サウナ室というのは熱が上に上がって来ます。当然、頭が熱くなるのです。そこで冷たい水を絞ったタオルを頭に被ると、気持ちよかったのですね。それ以来、「濡れ頭巾ちゃん」になっております。
黒木)小学校3年生のときから。
濡れ頭巾ちゃん)自称で「濡れ頭巾ちゃんです」とは申し上げはしませんでしたが。
黒木)そんな濡れ頭巾ちゃんですけれども、もともとはサラリーマンでいらして。それで、お好きで各地のサウナに行かれているということですよね。
濡れ頭巾ちゃん)一応、世を忍ぶ仮の姿がございまして、普通の仕事ですけれども、やっております。出張が多いものですから、その度に、各地のサウナに行きまして、その情報をブログに上げています。
黒木)その出張も、「5分仕事、5時間サウナ」ということですが。
濡れ頭巾ちゃん)ここで言うとバレるのであまり言いたくないのですが、はい。
黒木)先ほどおっしゃったブログですけども、全国のスパ、サウナ施設を独自の視点で検証するブログ、『湯守日記』。これが「日本で最も内容の濃いサウナブログ」と呼ばれて大人気でありまして、サウナと水風呂で心身を整える、「ととのう」という言葉の生みの親でもいらっしゃいます。「レジェンドサウナ―」と……。
濡れ頭巾ちゃん)笑っちゃいますよね。
黒木)さまざまなところに「レジェンド」はいらっしゃるのですね。
濡れ頭巾ちゃん)メディアに出させていただくときに、アイコンをつけないと持たないのではないかと思うのですよね、ビジュアル的に。
黒木)そんなことはないと思いますが。まず率直に、サウナのどこがお好きなのですか?
濡れ頭巾ちゃん)「こんなに気持ちいいことは他で得られるのだろうか」というところですね。爽快感とか頭のなかが空っぽになるとか、体が軽くなるとか、いろいろなことを言う方がいらっしゃるのですが、一言でいうと「気持ちいい」。湯船に浸かったり、岩盤浴では得られない快楽を得られるのではないかと思います。
黒木)私はまだ得てないのですね。
濡れ頭巾ちゃん)そうですね、それは逆に羨ましい。これから新しい世界が開くということですから。
黒木)私には知らない快感があるということですね。
濡れ頭巾ちゃん(ぬれずきんちゃん)/プロサウナ―
■北海道・旭川出身。小学1年生でサウナデビュー。
■小学3年生で濡れタオルを頭からかぶる入浴スタイル(濡れ頭巾方式)を確立。
■全国のスパ・サウナ施設をめぐり、独自の目線で検証するブログ「湯守日記」の執筆者。このブログは「日本で最も内容の濃いサウナブログ」と言われている。
■サウナと水風呂で心身を整える「ととのう」の言葉の生みの親。愛好家たちが当然のように使用し始め、今年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされた。サウナを知り尽くした「レジェンド・サウナ―」として知られている。
■BS朝日で放送の『サウナを愛でたい』など、メディアにも出演。またポッドキャストにて『濡れ頭巾ちゃんのサバナ』を配信中。
この記事の画像(全5枚)
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳