北京パラリンピック第4日(3月7日)は、アルペンスキー女子スーパー複合で村岡桃佳が銀メダル、スキー距離クロスカントリー男子20キロメートルクラシカルで川除大輝が金メダルを獲得した。
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記者会見後、メダルを手に撮影に応じるアルペンスキーの村岡桃佳=2022年3月8日、延慶(共同) 写真提供:共同通信社
新行市佳アナウンサー)川除選手は開会式で日本選手団の旗手を務めていたのですが、今回はメダルも期待されていました。レースを終えて、「4年前と比べてすごく自分の成長を感じることができた。勝つことができたので、新田佳浩選手には安心してもらえると思う。さらに上を目指していけるように頑張りたい」と語っていました。師匠と慕っている新田選手の前で最高の結果を出せたということなのですよね。
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記者会見後、メダルを手に撮影に応じるアルペンスキーの村岡桃佳(左)と森井大輝=2022年3月8日、延慶(共同) 写真提供:共同通信社
新行)そして、村岡桃佳選手がスーパー複合で銀メダルを獲得。これで3日連続のメダルとなりました。本当にすごいですよね。村岡選手は前半のスーパー大回転で首位に立ったのですが、後半の回転でドイツのホルスター選手に逆転されて銀メダルになりました。村岡選手は前半の高速系種目スーパー大回転のコースと後半の回転のコースで雪の硬さの質が違ったために、体やスキーの調整がうまくできなかったのが敗因とコメントしていました。それでも銀メダルを獲得したということで、これまで積み上げてきた高度な技術や体力があったからこそだと思います。しかも3日連続で競技をしているので、もちろん疲れも溜まっていると思います。ゆっくり休んで、次の金曜日の得意種目でもある大回転に備えて欲しいと思います。
~3月8日ニッポン放送「北京2022パラリンピックインフォメーション」(11:21~)より