キャスターの辛坊治郎が8月10日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が「野球の神様」と呼ばれたベーブ・ルース以来となる快挙を達成したことについて、「とんでもない記録」とたたえた。
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米大リーグ、アスレチックス戦に先発登板したエンゼルス・大谷翔平。今季10勝目を挙げ、1918年のベーブ・ルース以来、104年ぶりの「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した=2022年8月9日、オークランド(共同) 写真提供:共同通信社
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手が9日(日本時間10日)、アスレチックス戦で今季10勝目を挙げ、「2桁勝利、2桁本塁打」を達成した。これは、ベーブ・ルースが1918年に達成して以来、104年ぶり2人目の快挙。
辛坊)1918年のベーブ・ルースの記録を調べると、投手としては20試合に登板して13勝です。ところが、この年の本塁打は11本なんですよ。これに対し、大谷選手は今季、ここまでに投手としては10勝ですが、本塁打は25本です。だから、1918年にベーブ・ルースが「2桁勝利、2桁本塁打」を達成したときよりもペースは早いんです。
ベーブ・ルースはその後、投手登板の機会をだんだん減らし1921年には2勝しかしていません。それでも、この年の本塁打は59本です。このため、打者としての印象はベーブ・ルースのほうがやはり強いんですが、それでも大谷選手の記録はとんでもないです。