再び懸念される「核危機」 ウクライナへの軍事侵攻から間もなく半年
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作家で自由民主党・参議院議員の青山繫晴が8月23日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。ウクライナ情勢について解説した。
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ウクライナ侵攻 キーウのメインストリートに並ぶ、ウクライナによって撃破されたロシア軍の戦闘車両 152ミリ自走榴弾砲2S19ムスタS=2022年8月21日午前10時57分、ウクライナ・キーウ 写真提供:産経新聞社
ロシアの軍事侵攻から半年
ロシアの侵攻開始から8月24日で半年が経過する。24日の独立記念日を前に、ウクライナの首都・キーウの大通りでは、侵攻に使われたロシアの戦闘車両が展示されている。
飯田)ウクライナ侵略から8月24日で半年となります。今後、ロシアがどういうことをやってくるのか。
青山)ずばり核危機です。戦線は膠着状態になっていて、ロシアは戦況を打開する見通しが立っていない。核危機は前にプーチン大統領が使うと言っていたときよりも、いまの方が深刻です。当然ですが、やると言っているときはやらないのです。
飯田)むしろ、みんながやらないだろうと思っているときに。
青山)見つけにくい核魚雷の使用も懸念されています。
飯田)黒海で使われるのですか?
青山)違います。例えば極端なことを言うと、横須賀港に1発撃ち込まれてアメリカの第7艦隊がそこにいれば、海上自衛隊の艦隊と一緒に壊滅できるのです。
飯田)なるほど。