“ヒーローもの”であり“探偵もの”としても楽しめる!『仮面ライダーW』の正統続編『風都探偵』の魅力

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8月28日(日)深夜、バーチャルMC・一翔剣(吉田尚記アナウンサー)がパーソナリティを務めるラジオ番組『ミューコミVR』(ニッポン放送・毎週日曜日23時30分~)が放送。吉田が、原作・石ノ森章太郎、脚本・三条陸、漫画・佐藤まさきによる作品『風都探偵』のおすすめポイント3つを紹介した。

“ヒーローもの”であり“探偵もの”としても楽しめる!『仮面ライダーW』の正統続編『風都探偵』の魅力

番組内では、コーナー『サポーターズVR by 小学館』を展開。こちらは、年間500冊以上マンガを読んでいるという吉田が、今誰かにオススメしたい作品を紹介するコーナーとなっており、今回は『風都探偵』をピックアップ。今回吉田は、バーチャルシンガーソングライターの夢追翔 (ゆめおいかける)をゲストに迎え、この漫画のおすすめポイント3つを解説した。

吉田:おすすめポイントその1は「『仮面ライダーW』の正統続編」。

『仮面ライダー』シリーズの中でも屈指の名作と言われているのが『仮面ライダーW』で。『仮面ライダーW』はドラマとしてちゃんと完結してるんですけど、その先にも探偵としての2人の物語があるんじゃないかと。ちなみに、私立探偵を行っている左翔太郎とフィリップっていう2人がいるんですけど、この2人は、実は……まぁ合体って言っていいのかな?2人で仮面ライダーWになるんですよ。2人がそれぞれ違うモードで合体することによって、仮面ライダーの能力が変わるんですよ。

夢追:なるほど。

吉田:おすすめポイントその2は「ヒーローものであり、探偵もの」。

ヒーローものだと悪い奴が出てきて、悪い奴の正体が初めの1分とかから分かってたりするとき、あるじゃないですか。でもこれは探偵ものなので、初めから犯人が分かってるパターンはほぼないです。各話各話にちゃんとミステリーが用意されていて。ガイアメモリっていうメモリによって怪人になってしまう人が、風都にはいっぱい存在するっていう設定なんですけど、どんな怪人がどんな理由でこの犯罪を行っているのかが分からないというのを、“謎”として何話かでまとめて解き明かしていくっていうスタイルになっているので、探偵ものとして読んでも面白いっていう。

夢追:へぇ~面白い!

吉田:おすすめポイントその3は「コスパ抜群」。

今の漫画の基本形っていうのは、大体1ページに6コマぐらいが普通なんですよ。でも、(作画を手掛ける)佐藤まさきさんは異常に絵が上手くて、1ページに10コマ以上あることがザラなんです。普通はコマが小さくなると、シチュエーションを伝えるのがすごく難しいんですが、めちゃくちゃ絵が上手いので、すごい小さい絵でも、キャラクターが何をやってるのか分かるようになってるんですよ。なので、ほかの漫画よりも、3倍ぐらい時間掛けて楽しめます。だから、時間的なコスパはめちゃくちゃ高いです。

漫画『風都探偵』の魅力的な要素3つを語った吉田。この漫画は、『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて連載されており、コミックス最新13巻が8月30日に発売されたばかり。現在、TOKYO MXやサンテレビほかでTVアニメも放送されており、見逃した場合でも、ネット配信で後から楽しめる。作品に関する詳細は、ホームページや公式SNSでチェックすることができる。

番組情報

ミューコミVR

毎週日曜日 23:30 - 24:30

番組HP

ニッポン放送初のVRアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」がお届けする、カルチャー・エンタメプログラム。YouTube Live上に『VR』空間を展開し、60分のラジオ番組を同時生配信! 一翔剣は、2019年に"HoneyWorks"ヤマコ氏のデザインによるVRアナウンサーとして活動開始。今回、アイドル・アーティストとして活動する西井万理那、末吉9太郎を番組パートナーに迎え、『VR』空間でコラボレーションしていく!!

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