玉城デニー氏勝利の沖縄県知事選挙「旧統一教会問題が影響、自民党は力を入れていたのか」

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ラジオ沖縄・制作報道局長の小磯誠が9月12日(月)、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に出演。11日(日)に投開票され、玉城デニー氏が2度目の当選を果たした沖縄県知事選挙についてレポートした。

玉城デニー氏勝利の沖縄県知事選挙「旧統一教会問題が影響、自民党は力を入れていたのか」

沖縄県知事選で再選を決め、支援者らと万歳する玉城デニー氏=2022年9月11日夜、那覇市 写真提供:共同通信社

『飯田浩司のOK! Cozy up!』月曜日~金曜日 6時~8時 生放送

小磯は、今回の沖縄県知事選について「佐喜真さんが米軍普天間飛行場の移設容認を打ち出したことで、移設問題が、明確で大きな争点となった」と分析。結果として「デニーさんの圧倒的な知名度、4年間の実績が評価されたのではないか」と今回の選挙を振り返った。

そして、今回の選挙戦に大きな影響を与えたのは「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題」と指摘。告示前に、自民・公明が推薦する佐喜真淳氏が、関連団体のイベントに複数回参加していたことが明らかになっただけでなく、選挙期間中の8日には、自民党の茂木幹事長が所属議員との接点について調査結果を公表。小磯は「推薦する佐喜真さんに少し配慮が足りないタイミングではなかったか」と話した。

また「4年前は自民党からの大物議員も応援に入ったが、今回はそれほどでもなく、静かだった」と語り「いつもなら熱を帯びる沖縄県知事選挙だが、今回は有権者から見ても、自民党が力を入れていないと感じたのではないか」と、今回の知事選への自民党の姿勢にも疑問を呈した。

最後に小磯は、2期目に入る玉城氏について「コロナの問題や貧困対策を打ち出して当選したが、これらは国と連携しなくてはいけない問題。移設問題で生じてしまった国との距離を、今後どのようなかたちで修復していくのかがポイントになる。中央と交渉できるブレーンを入れるなど、話し合いを進めていく方法を考えていかなくてはいけない」と語った。

玉城デニー氏勝利の沖縄県知事選挙「旧統一教会問題が影響、自民党は力を入れていたのか」

■番組タイトル:ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』
■放送日時:毎週月曜~金曜 午前6時~8時 生放送
■パーソナリティ:飯田浩司 (ニッポン放送アナウンサー)新行市佳 (ニッポン放送アナウンサー)
■番組メールアドレス:cozy@1242.com
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■番組HP:https://www.1242.com/cozy/

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FM93/AM1242ニッポン放送 月-金 6:00-8:00

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